2010年06月16日

【ゆうゆうLife】病と生きる ゴルフジャーナリスト・舩越園子さん(46)(産経新聞)

 ■子宮、卵巣を摘出後も性交渉は可能 がん手術の経験 生かせることに感謝

 在米ゴルフジャーナリストの舩越園子さんは2年半前、ニューヨークの病院で子宮頸(けい)がんの疑いと診断された。帰国して手術を受けるも、「女性」の機能を失うことへの不安や、それを打ち明けられないことに悩み続けた。病を克服した今、自身の経験を『がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)にまとめ、同じ体験に直面する患者を励ましたいと話す。(道丸摩耶)

 「宣告」を受けたのは、ゴルフ取材で全米を飛び回っていた平成19年10月17日。誕生日の2日後、付き合っていた男性と別れた直後で、何を言われてもネガティブにしかとらえられない時期でした。

 医療ドラマなどでがんの宣告シーンを見るたび、「私は絶対に動じない」と思っていたのに、いざ宣告されたら全部吹っ飛んじゃった。これまでゴルフジャーナリストとして選手の気持ちやいわゆる「人間ドラマ」に焦点を当てていたつもりだけれど、人の心は分からないものですね。これまで、分かった気になって、的外れな原稿も書いてきたんじゃないかな。

 母の勧めもあり、帰国を決めました。心のどこかに「日本で検査を受けたら、がんじゃないと言ってくれるんじゃないか」という期待を持っていたのも事実です。11月に帰国してすぐ、高校時代の同級生が勤める大学病院で診察を受けました。普通ならかかるのが難しい大学病院に友人がいたのはラッキーでしたが、診断結果は日本でも変わりませんでした。

 12月に手術で子宮頸部を切り取ることに。手術も怖いけれど、何より子宮にメスを入れたら、私の「女」としての人生はどうなるのか、それが不安でした。すがる思いでインターネットを検索したけれど、そんなことはどこにも書いていない。手術の手順はものすごく詳しく出ているのに、性的な話はないんです。

                 □ ■ □

 職業柄、先生のところに行くときは取材メモのように聞きたいことを書いたメモを持っていった。でも、病状の話は聞けても、「手術後の私の体はどうなる? 性交渉はできる?」と、この問いだけが聞けない。先生の医学的な説明が始まると、なおのことそうしたことは聞けなくなる。

 患者は主治医に頼るしかなく、見放されたら困ると思いがち。「この人、性的なことを考えていたのか」と思われて、変な治療をされたらどうしようとか、いらないことを考えてしまうんです。進行具合からみて病状はたいしたことはないと分かっていても、気持ちは「女でない生き物になってしまったら、死ぬかもしれない」とまで思いつめていました。

 女性としての悩みを初めて主治医にぶつけられたのは、年が明けてから。手術が終わって退院した私は、自分の経験を書こうと決めていました。本の構想を見せたら、先生は私が聞きたいことを分かってくれたみたい。

 子宮や卵巣を摘出しても、摘出前と同様に性交渉できるのか。先生の答えは、「脳が働けば可能」ということでした。「子宮や卵巣だけが女を女たらしめているわけじゃないから」って。体の機能やメカニズムが変わる不安におびえていたけれど、「心」が重要だと分かったら一気に気持ちが軽くなりました。

                 □ ■ □

 29歳で渡米し、30代のころは毎日が楽しくて、怖いものはなかった。でも、40代に入ったころから、人生はこうやってつまずいていくのか、と思うようになった。女性にとって、40代は一番不安定な時期。新しいことに躊躇(ちゅうちょ)するようになっていく。そんなときにがんだと言われ、「人生は終わった。二度と立ち上がれないだろう」と思い詰めてしまったんです。

 でも、自分が元気になってくると、「人生って単純なんだ。考えるからはまっちゃうんだ」ということに気付いてくる。子宮を全摘して排尿障害に苦しんだ女性に話を聞いたときには、軽度のがんだった私は幸運だったと思い知らされました。

 がんになってうれしいとは決して思わない。けれど、あのときの気持ちを思えば、あとのことはたいしたことないと思えてくる。いやな経験を生かしたいと思えるようになったことには感謝してもいいですね。

                   ◇

【プロフィル】舩越園子

 ふなこし・そのこ 昭和38年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、百貨店、広告代理店勤務を経て、フリージャーナリストに。平成5年に渡米し、アメリカ国内を中心にゴルフ取材を続け、日本の新聞や雑誌、インターネットなどで記事やコラムを担当する。

大学側の出張費管理にも問題、「新たな仕組み必要」 阪大院不正経理疑惑(産経新聞)
91.3%「新聞読む」 新聞協会調査(産経新聞)
ふくせん、11月に一般社団法人に改組(医療介護CBニュース)
亀井代表「つまらん男だが、私なりのけじめ」(読売新聞)
菅内閣 金融・郵政担当相に自見氏 発足3日で閣僚交代(毎日新聞)
posted by タマガワ ヒデ at 11:04| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

民主党 主な新役員の会見要旨 枝野幹事長(毎日新聞)

 枝野幸男幹事長 昨年8月にいただいた大きな期待に、十分に応えていないことを改めておわび申し上げる。政府と与党の一体化、政策決定の一元化、政治主導、官邸主導、こうした政治をしっかりと実現し、実行していくための内閣と党との関係を整理したい。

 政策を実現していくためには、国民の民主党に対する信頼を回復しないといけない。そのために、党運営の徹底した透明化を進め、意思決定のプロセスや党運営について情報公開を進めていきたい。

 政治とカネの問題では、今日を機に私自身は、いわゆる政治団体は別として、企業・団体献金は個人としてはいっさい受け取らない。

 身をもって、勇気を持って、自信を持って、国民に民主党政権の新しい出発を訴えていき、この参院選をなんとか乗り越え、秋以降、鳩山由紀夫前首相の残された思いを、政策実現という形で実現していきたい。

 −−小沢一郎前幹事長との引き継ぎは。

 枝野氏 内定してすぐにごあいさつに伺いたいとお願いし、引き継ぎのためにお会いいただける方向で調整している。私が国会に入って以来、常に政治の中心にあって、この国の政治を変えていく先頭にたってこられた点では、大変学ぶべき点が多い。議論を集約して実行していく、ということについて、前幹事長の経験や力は学ばないといけない。もう一つ、選挙はあくまでも政策実現の道具、手段だが、この道具をつかいこなせないと政策実現できない。前幹事長がおっしゃられていた選挙への意識は見習わないといけない。

 −−小沢氏の証人喚問や政治倫理審査会への出席について。

 枝野氏 私自身、前幹事長に政治的な説明をお願いしてきた。ただ今回、一定の政治的なけじめをつけられたなかで、検察審査会で議論されている。法的責任には防御権その他がある。そのことは一定の配慮をしなければいけない。

 −−小沢氏の処遇について。また、陳情窓口の一本化について。

 枝野氏 前者は菅直人代表が判断されるべき種類のものだ。後者は、各党支部への要請が永田町、霞が関に届く仕組みを作ったことは一定の合理性がある。ただ整理のプロセスが、利権的な誤解を招くような部分があった。透明性確保を早急に進めたい。

 −−参院選の日程は早まるか。

 枝野氏 国会で与えられた役割をどう果たすかが最優先で、その結果として選挙の日程が自動的に決まる。

 −−静岡県連への選挙資金は。

 枝野氏 選挙への恣意(しい)的な差配について、ちゃんと把握していない。各県均等に出されるべき手配が出ていないとすれば、それはすぐに行う。公平かつ公明に公認料の手当てをしたい。

 −−参院選は。

 枝野氏 昨年の総選挙の中間評価が争点。目標議席は立候補者すべてに当選いただくとしか言えない。選挙戦略については早急に安住淳選挙対策委員長を中心に協議したい。

【関連ニュース】
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posted by タマガワ ヒデ at 10:33| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

菅氏「鳩山氏の思い受け継ぐ」 日本の再生へ意欲(産経新聞)

 菅直人副総理・財務相(63)は3日、民主党本部で代表選の出馬会見を行い、「国民が民主党に託した『日本の再生』というたいまつを鳩山(由紀夫)首相から引き継ぐ」と述べた。

 会見の詳細は以下の通り。

 【出馬の理由】

 「一昨日、鳩山総理が両院(議員)総会において辞意を表明されました。私としては鳩山政権、4年間しっかりと総理として活動して、そして国民の皆さんの期待に応えていただきたい。そのなかで私も総理、あるいは財務大臣という重要な役割をいただいていましたので、全力で総理を支えながら自らの役割も務めていきたいと思っていただけに、8カ月あまりのなかで、鳩山総理が辞任されるということは、本当に残念でなりません」

 「しかし同時に、鳩山総理は自ら、『国民の皆さんから声を聞いてくれなくなった』。これは政治とカネの問題、普天間の問題が原因だった。そういうものを処理して民主党の新たな政権を、新たな歩みを再スタートをするためには、自ら辞任する。さらには政治とカネの問題で同じように大きな国民の皆さんからの不信を招いている幹事長にもともに辞任をしていただく。そういう形で1つの新しい民主党への扉を勇気を持って開いていただいた。このように感じている」

 「私にとって鳩山総理は1996年に旧民主党を立ちあげるとき、ともに代表を務めました。もちろんその前のさきがけの時代からご一緒していましたが、旧民主党、そして1998年からの新民主党。そういう意味では、まさに盟友中の盟友だ。みなさんからはライバルともいわれたが、ある意味ではよきライバルであり盟友だったと思って、今でも。それだけに鳩山総理が、そうした自らのある意味で身を捨てて、新しい民主党の道筋を、扉を開いていただいたのだから、その扉の先に、しっかりとした、まさに、これぞ本来の民主党だといえるような民主党を作らなければならない。このように考えているところだ」

 「その中で、私自身、鳩山総理の話を聞き、その日の昼食も総理とともにし、総理の真意もお伺いした。改めて夕方鳩山総理にお会いして、私自身、昨年の秋の国民の多くの皆さんが民主党に託してくださった『日本の再生』というたいまつを鳩山代表から引き継いで、果たしてそれを実現につなげていく。そのために代表選に出馬したいということを総理にも申し上げ、そして今日、この場で国民の皆さんにメディアの皆さんを通して私の考えを申し上げたいということで記者会見させていただいた」

 「今申し上げた私の考え方は、私自身が書いたこの2ページの紙にまとめている。あえてこの紙は読み上げませんが、この中で申し上げているように、私は昨年の政権交代は、多くの国民のみなさんが20年にもわたる日本の経済の低迷、社会の閉塞(へいそく)感。これをなんとか打ち破ってほしい。そういう思いは数年前には小泉総理という、自民党をぶっ壊すという自民党総理を生み出した。そのエネルギーでもあった。しかし結果として、小泉総理の劇場型政治が終わってみると、日本の経済、社会の行き詰まりは突破できたか。何一つ突破できなかった。それどころか、さらに大きな閉塞感を産み、さらに大きな財政の累積赤字を産んでいるわけだ」

 「そうした意味で、昨年の選挙で、こういう20年間にわたる国民の閉塞感を打ち破るには、自民党の中の政権交代では駄目だ。民主党に託してみよう。その思いがエネルギーになって実現したと考えている。その多くの国民の皆さんの思いを実現する。このことには、成長戦略とか、あるいは財政運営戦略とか、あるいは地方主権(地域主権)改革とか、多くの改革としてすでにスタートをきっている。残念ながら鳩山総理がいわれたように、そういう前向きな色んな活動の前に、雇用戦略もあったが、いろんな活動が残念ながら、普天間と政治とカネの問題の中で、十分に国民の皆さんに伝え切れなかった」

 「その2つの大きなある意味での重荷を鳩山総理に、代表に、自らが辞めるということで取り除いていただいたわけでありますから、いよいよ国民のみなさんが民主党政権に期待され、そしてこの8カ月あまり、鳩山総理を先頭にして、取り組みを進めてきている日本の経済、財政、社会、この改革をいよいよ本格的に推し進める。その時が来た。このように考えております」

 「幸いにして、民主党、多くの有能な人たちがこの民主党に、1998年の結成以来、参加をしていただいております。昨年の選挙でも、さらに多くの若い候補者が当選をして、参加をしていただきました。そういった意味では、まさに今こそ、そうした本格的な20年にもわたる閉塞感を、閉塞状態を打ち破る改革に、いよいよ本格的な歩みを進めるときだ」

 「そういったところにあって、私もこの党がスタートして以来、いろいろな仕事を務めてまいりましたけれども、ここでは鳩山さんの思いもしっかりと受け止め、受け継ぎながら、そうした若いエネルギーをおおいに発揮をしてもらって、まさに戦後の60数年の中で、特にこの20年の閉塞状態を打ち破っていく、そのための政策を遂行する。その先頭に立たしていただきたい。こういった思いで今回、代表選の立候補を決意をしたところであります。私からは、以上申し上げて、後は皆さんのご質問にお答えしたいと思います」

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posted by タマガワ ヒデ at 14:11| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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